「加齢黄斑変性」とはどんな病気か
網膜(カメラでいうフイルム)は眼球の一番奥の内側に広がっています。そしてその中央に「黄斑」があります。加齢黄斑変性とは、その黄斑が障害される病気です。
人間は網膜に映像を映して見ています。黄斑は網膜全体からするとごく狭い部分です。しかし字を読んだり色を感じたりする重要な細胞が黄斑に集中して存在します。そのため黄斑が障害されると、字が読めなくなったり色がわかりにくくなったりします。
加齢黄斑変性では「視力が下がった」「歪んで見える」「真ん中が見えない」などの訴えで受診されます。