設備紹介

手術関連の機器

NGENUITY
(エンジュニティ)
3Dビジュアルシステム

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HDRビデオカメラを搭載した世界初の眼科用リアルタイム映像システムです。

これまでの顕微鏡よりも1.5倍の画像拡大率と約5倍となる奥行きの観察、画像の色や明るさのカスタマイズを実現。より焦点が定まった状態での白内障手術を可能にしました。


アルコン べリオンイメージガイドシステム

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べリオンは、術者の経験や勘に頼ることなく、より安全で正確な白内障手術を行う事が可能です。

べリオンは非接触で目の詳細な情報を高度に解析することができます。
具体的には眼内レンズの選択に必要な情報(度数や乱視)、手術時のベストな切開位置、乱視用眼内レンズの固定位置などの情報を解析します。
また、解析した情報は手術中、患者さんの目と照合され、術者の55インチの大きなモニターに映し出されます。
術者は、それに従って切開し、眼内レンズの位置を合わせます。


白内障手術装置
「センチュリオン」

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センチュリオンは、白内障手術において、濁った水晶体を砕いて吸引する装置です。
手術中の眼圧コントロールシステムが搭載されており、より安全に、目に優しく、スピーディーな白内障手術が可能です。

具体的には術中の眼内圧の変動をモニタリングし、水量を感知し補正することにより、設定した眼内圧で安定した手術を行うことができます。


眼科用顕微鏡 
LuxOR® Revalia

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顕微鏡が見やすいというのは、眼科手術において非常に重要です。
LuxOR® Revaliaは通常の顕微鏡に比べ6倍の徹照領域(眼内が良く見える領域)があるため、患者さんの急な目の動きに対しても、安全に手術を行うことができます。

当院では、この顕微鏡の映像を、NGENUITY(エンジェニュイティ)3Dビジュアルシステムを使い、大画面に映し出すことで、手術をより安全に行うことができます。


レーザー手術機器
光凝固装置
「トプコン パスカル」

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パスカルは今までのレーザー光凝固装置に比べ痛みが少なく、短時間で治療ができます。
従来のレーザー治療は、1発あたりの照射時間が0.2~0.4秒でした。パスカルは、1発あたりの照射時間が0.02~0.03秒と従来の機器の10分1となり、レーザー治療の総エネルギー量が5分の1に抑えられています。
そのため、痛みも少なく、熱による組織のダメージも減ります。

また、今までのレーザー光凝固装置は患部に一点一点照射していましたが、パスカルは1回で複数点を同時に照射できるため、短時間で治療ができます。

適応疾患は、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症や網膜裂孔などがあります。


YAG&SLTレーザー
(タンゴ オフサルミック
レーザー)

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タンゴ オフサルミックレーザーは、最新の白内障治療と緑内障治療を行うことができる機器です。
後発白内障(白内障治療後に眼内レンズを包む水晶体嚢が濁ってくる状態)に対し、ヤグレーザーを照射し濁りを取り除きます。

緑内障レーザー治療(SLT)にも対応しています。レーザーを繊維柱帯のメラニンのみに選択的に照射し、房水の流出機能を改善し眼圧を下げる治療です。低侵襲性のため繰り返し治療を行う事が可能です。

全て日帰りでの通院治療が可能となります。


IPL治療器
ルミナスM22

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IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光をあてることで、ドライアイ治療やフォトフェイシャル(美顔治療)を行うことができます。

ドライアイ治療は、マイボーム腺の機能不全を改善するのが目的です。IPLをあてることでマイボーム腺の詰まりを取り除き、炎症を改善し、涙の油層を正常にすることでドライアイ症状を改善することができます。

フォトフェイシャル(美顔治療)は、IPLをあてることで、シミやしわの改善、肌質の改善を行う美肌治療です。


高周波ラジオ波メス
「エルマン サージトロン
DUAL EMC」

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眼瞼下垂症手術や眼瞼内反症手術などの瞼(まぶた)の手術や睫毛電気分解(まつ毛の根元に電流を流して焼く治療)に用いられる機器です。
瞼(まぶた)の手術では、切開や凝固(出血部位を焼いてとめること)に使います。

高周波ラジオ波を使用することで、熱による組織へのダメージを最小限に抑えた細かな切開と確実な止血が行うことができます。


手術用顕微鏡
「OMS-90」

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抜糸などの処置や外眼部疾患(眼瞼下垂症、翼状片、ものもらいなど)の手術で使用する、コンパクトな顕微鏡です。

検査機器

超広角走査型
レーザー検眼鏡
(オプトス カルフォルニアFAモデル)

当院では、超広角走査型レーザー検眼鏡 OPTOS社 CaliforniaFAモデル(オプトス カルフォルニアFAモデル)を導入しております。

オプトスは、瞳孔を広げることなく、通常の眼底カメラより、はるかに広い範囲の網膜を撮影可能な機器です。従来の、瞳孔を広げる目薬を点眼した後に眼底検査をする方法では30分〜1時間の待ち時間があります。検査後は見にくくなったり眩しさを感じることもあります。帰りの車の運転の心配をしていた患者様も多くみられました。

オプトスは、瞳孔を広げる必要がないため、点眼している待ち時間がなく、帰りの運転の心配もありません。撮影は0.4秒で、特別な費用もかかりません。患者様の負担を大きく軽減します。
また、蛍光造影眼底検査や自発蛍光眼底検査という特殊撮影にも対応していますので、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などの網膜疾患の検査に非常に有効です。


超広角OCT
(Canon社製OCT-S1)

当院では、超広角OCT(Canon社製OCT-S1)を導入しています。Swept Source(SS)方式という高速スキャンにより、短時間で超広角(広い範囲)で深部に至るまでのOCT画像が撮影できます。最大の利点は、造影剤を使うことなく、約80度の広角で血管撮影ができることです。

糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などの網膜血管の状態の把握に非常に有効です。無侵襲で何度も撮影することができるため、より早期に異常を検出して早期に治療することが可能になります。

まだ、全国でも導入が少ない機器です。


OCT「カールツァイス
シラスHD-OCT
plus AngioPlex」

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OCTとは 主に網膜(カメラでいうフィルム)や視神経の断面を撮影する機器です。
精度の高い黄斑部(網膜の中心)の解析ができます。
糖尿病網膜症・加齢黄斑変性などの網膜疾患には必要不可欠です。また、白内障手術の手術前検査でも必ず行います。
緑内障の診断・検査にも有用で、視神経を画像により診断・管理します。
これらの機能により網膜疾患、緑内障、ブドウ膜炎などさまざまな疾患で必要不可欠な検査となっています。


光眼軸長測定装置
「カールツァイス 
IOLマスター700」

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白内障手術で使用する眼内レンズの度数を決める機器です。
非接触で白内障手術に必要な目の長さ(眼軸長)と角膜の屈折力を測り、内蔵されている計算式を使って瞬時に眼内レンズの度数を計算します。

現在の標準的な機器は角膜前面の屈折力のみを測定して、角膜後面は推測値を用いているため、予期せぬ術後屈折誤差が生じることがあります。

IOLマスター700は角膜前面の屈折力の測定だけでなく、角膜後面の屈折力を推測値ではなく直接測定しているため、術後屈折誤差を減らすことができます。


スペキュラー
マイクロスコープ
CEM-530

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角膜の内皮細胞の写真を撮影し、数や形状など撮影し解析する機器です。
角膜には、角膜内皮細胞という角膜の透明性を維持するのに必要不可欠な細胞があります。

角膜内皮細胞は再生しないため、一度細胞数が減るともとには戻りません。

角膜内皮細胞数が減少すると角膜が濁ってしまい、治療には角膜移植が必要になります。

CEM-530は角膜中心を自動で追尾するため、簡単に短時間で検査可能です。
コンタクトレンズによる障害や白内障の手術前検査でも使用します。


超音波画像診断装置
UD-6000

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超音波を用いて、眼球の前方から眼球の裏側までの広い範囲の超音波像が得られます。
また、超音波像から眼軸長(目の長さ)も測定できます。
強い白内障や眼内の出血などで眼球の内部が観察できないときに、超音波を用いて眼球内の状態を立体的に観察できます。
網膜剥離などの病気の発見に有効です。


手持ちレフ
「ウェルチアレン 
スポットビジョン
スクリーナー」

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スポットビジョンスクリーナーは、6か月の乳幼児から検査可能です。
今までは機器にあごを乗せないとできなかった、近視、遠視、乱視の検査が、子供が数秒間カメラのような機器を見ているだけで検査できるという画期的な機器です。
斜視の検査も同時に行います。
斜視、弱視の早期発見に有効な機器です。

生後18か月(1歳半)の時期は視覚の感受性が最も高い時期(治療に反応しやすい時期)で、それ以降は徐々に視覚の感受性は落ちていきます。
そのため、斜視、弱視を早期発見し視覚の感受性の高い時期に治療を始められると、よい結果が得られます。


手持ち眼圧計
「アイケアPRO」

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手持ちの眼圧計です。
一般的に使われる、空気を当てて眼圧を測る機器では目に力が入り眼圧が高く測定されてしまう方がいます。そのような方にはアイケアPROを使い、より正確な眼圧を測り記録しています。

また、機械に顎をのせられない方でも眼圧を測ることができます。
持ち運べるため、子供や移動困難な患者様(車いすや寝たきりの患者様)でも測定できます。
角膜への接触もほんのわずかであるため痛みもなく、検査が短時間で完了します。


両眼視簡易検査装置
「ワック D5000」

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小児の仮性近視の改善に用いられます。
仮性近視の原因となる、過度の調節(目の緊張状態)を取り除きます。

使い方は機器の中を約5分のぞき、近づいたり遠ざかったりする写真を見るだけです。
動く写真を見ることでピントを合わせる筋肉の緊張を緩和し、遠くの景色を長時間見るのと同じ効果があると言われています。
この際、ピントを合わせる筋肉の緊張を取り除く目薬を併用する場合が多いです。

まずは、数か月間お試しいただくことをお勧めします。


自動視野計
(HFAⅢ
840カールツァイス
メディテック社製)

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緑内障の診断や進行状況などに有効な検査です。

検査時間は、片目で5分、両目で10分程度です。
検査方法は、まず片目を眼帯で隠した状態で機器に顎をのせます。いろいろな大きさや明るさの光が出てきますので、光が見えたらボタンを押します。検査中は正面の点を見ていて下さい。光を追ったり、顎を動かすと正確な検査ができなくなりますので、ご注意ください。
検査中はスタッフがついていますので、何かありましたらお申し付けください。検査を中断することも可能です。

検査が上手くいかない場合でも、何回か検査を受けるうちに徐々に慣れていきますので、ご安心ください。


自動視野計 アイモvifa

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緑内障の診断や経過をみるのに必要な視野検査機器です。

従来のハンフリー視野検査は、暗室で行いアイパッチでの遮蔽が必要で、患者様によってはストレスを感じる方がいました。

アイモvifaは、明るい部屋で行い、アイパッチの遮蔽なしの両眼開放(両眼とも開いたまま)で検査ができます。検査は短時間で、リラックスした姿勢でできるため、従来の視野計でストレスを感じていた方にはお勧めです。

また、従来のハンフリー視野検査との互換性も高いです。


動的視野計
「イナミ ゴールドマン
ぺリメーター」

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広い範囲の視野を調べる機器です。
緑内障だけでなく、脳梗塞などの脳疾患やさまざまな病気の視野検査に有効です。視野検査の結果によって、脳の病気が見つかることもあります。
また、身体障害者の視覚障害による等級判定にも用いられます。

検査時間は片目で10分、両目で20分程度です。
ドーム状の検査機の中を動く光を用い、正常では耳側は約100度、鼻側は約60度、上側は約50度、下側は約75度見えます。


レフケラトメーター
「トプコン KR-800A」

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近視、遠視、乱視、視力、角膜の形状を測り、メガネやコンタクトレンズを合わせる時などに使われる検査機器です。


ノンコンタクトトノメーター
「トプコン CT-90A」

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空気を当てて眼圧(目の硬さ)を測る機器です。
緑内障の方、初診の方など様々な方が受ける、診断・治療において重要な検査機器です。


オートレンズメータ LM-7

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眼鏡、コンタクトレンズの度数を測定する装置です。
眼鏡レンズの紫外線(UV)カット性能も測定可能です。
お持ちのメガネの度数が合っているか確認するときに使用します。

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アクセス

〒501-3133
岐阜県岐阜市芥見南山1丁目16-1

バス停「南山団地」の目の前です。
岐阜県(岐阜市・関市)からアクセスしやすく、
広い駐車場を完備しています。

Tel. 058-243-2600

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