診療案内
【 緑内障 】

緑内障とは

緑内障とは、目の奥にある視神経が悪くなり、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
人は、脳で画像を処理しています。視神経は、目と脳を結ぶケーブルのようなものです。緑内障は、そのケーブルが悪くなる病気です。
初期の患者様では、視野が狭くなっていることに気づかないことが多く、知らない間にどんどん視野が狭くなっていきます。
治療を受けないと、中心付近まで視野が狭くなってから気づきます。最悪、失明することもあります。
また、一度視野が狭くなったら、現在の医学では元に戻りません。

緑内障の原因

眼圧(目の硬さ)が高いことが原因と考えらえています。
目の中では、絶えず房水という栄養を含んだ水が作られては目の外に出ていきます。緑内障は、房水の出口(隅角といいます)が通りにくくなり、目の中に房水が貯まり、眼圧が高くなることで起こります。
例えるなら、ボールに空気を入れて、外へ空気がもれないといった感じです。空気がもれないので、ボールは硬くなってしまいます。
眼圧が上がると、目の一番奥にある視神経が障害されてしまいます。これが緑内障です。
しかし、眼圧が正常でも緑内障になります。
人によって視神経の強さは違います。正常の眼圧でも、視神経が悪くなる人もいます。それを正常眼圧緑内障といい、日本人に多いです。

緑内障のリスク

年齢や近視や遺伝などが考えられています。
40歳以上の17人に1人は、緑内障になっているというデータがあります。
40歳以上の方、近視の方、ご家族に緑内障の患者様がおられる方は、緑内障検診を受けて頂くと良いかと思います。

緑内障の検査

視力検査・眼圧検査・眼底検査・視野検査・隅角検査などが行われます。
最近では、光干渉断層計(OCT)によって、視神経を解析することができます。
ご心配な方は、是非、検査を受けて下さい。

緑内障の治療

緑内障の治療は、眼圧を下げて進行を止める治療です。正常眼圧緑内障でも眼圧を更に下げて進行を止めることが治療になります。
これは失った視野を元に戻す治療ではありません。
失った視野は元には戻りませんので、早期発見、早期治療が重要です。

はじめは、薬物(点眼薬)で眼圧を下げる治療が行われます。
私が眼科医になった頃に比べると、緑内障の点眼の種類がかなり増えています。今も新しい緑内障点眼薬がどんどん出てきています。
また、緑内障点眼薬は、他の点眼薬より値段が高いです。当院では、患者様のご要望により、安いジェネリック薬を積極的に処方しております。
ジェネリック薬をご希望の方、逆にジェネリック薬をご希望でない方は遠慮なく言って下さい。
点眼薬でも、治療が難しい場合はレーザー治療や手術治療になります。
レーザー治療は、当院でも行っております。
緑内障手術は、基本的には入院治療をお勧めしております。ご希望の病院にご紹介することも可能ですし、当院から医療機関をお勧めすることも可能です。